こども美術教室 がじゅく 三鷹スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年6月30日土曜日

6/29(金)の授業報告

今日の三鷹スタジオ、小学生の生徒さんは
「パテでモリモリ絵画」の仕上げをしていきました。

前回までに、絵の具に「粉パテ」を混ぜたもので
ペットボトルをかいています。

今日は固まった「粉パテ絵の具」の上から、絵の具を使って色を付けていきました。


こちらの作品はペットボトルの影をかいて、置いてある感じを出しています。
ペットボトル内についている水滴を発見、それもポツポツ表現できました。
キャップについている溝も、
でこぼこした素材の上にかくのは大変だったけれど、
がんばって描いています。



こちらは、背景に自分のイメージの色をつけて完成です。
それぞれの色には意味があるそうで、
こだわりをもって混色していました。

どちらも、ペットボトルの印象をとらえながら、
自分なりの表現でのびのびと描けましたね!


さてさて、その後はお待ちかねの「スライム作り」をしました。
色水、洗濯のり、ホウ砂水溶液をまぜて、スライムを作っていきます。

まずは好きな色の色水作りから。↓



そこに洗濯のりを入れ、ホウ砂水溶液を少しずつ加えていくと…
「おお〜すご〜い!」と思わず歓声が上がりました!
粘りが出て、スライムになっていきます。


普段の自由に制作するときとは違って、
理科の実験のように一つ一つの手順をしっかり確認しながら、
慎重に作業を進めることができました!

完成したスライムです。
写真ではなぜか1色に見えますが、紫と青の2色です。



出来上がったスライムをこねたり、混色してみたり、お団子にしてみたり。

自分たちで作ったスライムで、色々と工夫しながら遊んで
楽しかったですね!


担当したのはまちこ先生でした。(記:まちこ先生)





2012年6月28日木曜日

6/28(木)の授業報告

美術館授業から1週間空いて、久しぶりの木曜クラスです。

今日の幼児クラスは「宇宙の絵」、なんだか壮大なテーマですね!

まず画用紙を暗い色で塗ることから始めました。どの色とどの色を混ぜたら暗い色になるかな?自分たちで混ぜてつくった宇宙の空です。
そして、星をつくります。みんなが住んでる地球も丸い星なんだよね。
スタジオの丸い道具をみつけて、画用紙に型取りしてからハサミで切りました。
いろいろな大きさの丸に模様を描けば、星ができあがったね。地球もありますよ〜。赤い星は地獄の星なんだって!?怖いものに興味があるみたい。でも神様の住む星も描いてくれました^^
シールやキラキラのりで星を増やせば、輝く宇宙の完成!


少年クラスは「パテでモリモリ絵画」を行いました。

水と絵の具を混ぜた粉パテをプラダンにのせ、引っ掻いたり、盛り上げたりとマチエールを楽しむ課題です。
今日はものをよく見て描くために、スタジオの道具をモチーフにしましたよ。ハサミやヘラ、ピンセットやスパッタリング用の網を組み合わせて描いていきます。
粉パテは扱いが難しくて、混ぜるのもプラダンの上に広げるのもなかなか大変。ペインティングナイフをうまく使えたかな?
次回また上からパテを重ねて、仕上げていきましょう。

振替の生徒さんは「ヘビのすみか」を制作中。緑色のパテで土の上に草むらが広がりましたね。

今日はふざけてしまう場面があり、制作も進まなくなってしまったので、残念に思います。他の生徒さんにも迷惑が掛かるし、がじゅくは絵や工作をするところだから、けじめはしっかりつけて制作を楽しもうね。

担当したのはのぞみ先生でした。(記:のぞみ先生)

2012年6月26日火曜日

6/26(火)の授業報告

今日は二週間ぶりの授業でしたね。みなさんおひさしぶりです(^-^)
美術館授業は楽しかったかな!?

本日の授業は幼児クラス、少年クラス共にスライム作りをやりました。
色水と洗濯糊とホウ砂を混ぜて作るのですがそれぞれの分量を計るのが少し難しかったかな?
糊が多すぎてもドロドロになっちゃうし、ホウ砂が多すぎても硬くなりすぎちゃう!!分量のところだけ先生がお手伝いしました(>_<)
でも混ぜていく途端に固まっていくのは面白かったね〜。ビヨーンと伸ばしてみたり掌でコロコロ転がしてみたり。
ゼリーみたい!との声も。でもゼリーに似てるからってお口に入れたら駄目ですよ〜!

担当したのはひろこ先生でした。(記:ひろこ先生)

塾長『デッサンあ』に出演!





夏の足音が聞こえてきますね〜
もうすぐゼミが元気よく鳴き出す時季ですね〜。
そんな夏。川に小舟を走らせ、大自然を満喫!!

と、いきたいところですが、アウトドアのススメでは無く「デッサンあ」の告知です。


今回は、がじゅくの 塾 長 が出演いたします!
630日(土)700~ NHK教育テレビ
塾長のデッサンを見られる貴重な機会です〜おみのがしなく。



この「デッサンあ」は、「デザインあ」という番組の中のコーナーで、一つのモチーフ(描く対象)を12人で囲んでデッサンを行うといったものです。
前回は、聖蹟桜ヶ丘スタジオの大竹祐太朗くんとアキヒロ先生が出演させていただきました。


放送日時は、以下となります。
630日(土)700~ NHK教育テレビ <<塾長出演
714日(金)700~ NHK教育テレビ(再放送)<祐太朗くんとアキヒロ先生出演


がじゅくに行く前に、是非観てくださいね。

再放送もありますので、630日に観られない方は、714日(金)700~ に(塾長出演)。


(記:アキヒロ先生)

2012年6月17日日曜日

6/17(日)美術館観覧の報告


雨予報のなんのその!

みんなの行いがいいので、お天気となりました。



大きな鮭の看板。

そうです、あの鮭を描いた人です。


高橋由一



観覧授業に際してのお話の後に、早速入館。

「東京藝術大学大学美術館」のエントランスにある、大学美術館のマークです。

二人で仲良く並んでいるみたいだし、絵を観てびっくりしている顔みたいでもあります。


館内の螺旋階段も。面白いんですよ。

3階上方には明かり取りの窓があり、出窓の空間もあるので明るいんです。


 展示の合間に、出窓の空間で一休み。

ここからスカイツリーが見えるんですよ!

展示は、スケッチから水墨画、水彩や油絵まで多くの作品があり、なかなか見応えのある内容でした。

塾生のみんなも、一生懸命に観ていました。

がじゅくの課題で行った技法や表現を、展示作品の中に見つけて興奮していました。

「あ〜、よく見てるな。」と関心しました。


美術館だけではなく、陳列館(大学内展示棟)や絵画棟1階の大石膏室なども観てまわりました。



↓↓↓ここが絵画棟。


大学美術館の裏手にある絵画等。

ここで、塾長、アキヒロ先生(油画)、ももこ先生(日本画)は絵画を学びました。
正確には、ももこ先生は、まだ博士課程在籍なので、学んでいます。

ゆうの先生は、工芸科なので別の建物でしたが、同じ大学でみんな多感な学生時代を送りました。


と、なんだか、脱線していますが、午前:幼児クラス、午後:少年クラスと楽しく観覧授業をすることができました。



担当したのは、塾長、アキヒロ先生、ちひろ先生、ふみこ先生、のぞみ先生、ももこ先生、ゆうの先生、まちこ先生、ひかる先生。(記:アキヒロ先生)

2012年6月16日土曜日

6/15(金)の授業報告

今日も貴重な梅雨の晴れ間、明日からまた雨のようです。
暑いくらいのお天気でしたね!

少年クラスのお友達は、いつも通り元気いっぱい。
今日はおしゃべりに脱線しすぎないように、気をつけながらの授業でしたよ。

さて、課題は先週の続きの「パテでモリモリ絵画」をやりました。
粉パテに絵の具や水をまぜてつくった「パテ絵の具」を使い、
少し盛り上がった絵をかいていきます。

このクラスのモチーフ(絵の題材)は、
自分たちで選んだペットボトルです!
透明のペットボトルは、シンプルなかたち。
色で「そのものらしさ」をあらわしたり、
形の特徴を色々かいて「そのものらしさ」を出すことができないので
むずかしいかな〜と先生は思ってしまいましたが、心配無用でした。


自分たちのイメージで色を決めて、どんどんパテ絵の具を作っていきます。





こちらは初めて注射器を使ってかいてみました。
思ったより難しかったみたいだけれど、
がんばってペットボトルの溝をかいています。




こちらが線をかき終わったところです。
透明のペットボトルにびっしりと刻まれた溝を
注射器の線で表現しています。
自分でイメージした色を使って、
ペットボトルの雰囲気をうまく出せていますね。





こちらは金色のふたがかっこいいペットボトル。
ナイフでかいた流れるような線で、
ペットボトルの縦長な感じがあらわせていますね。
紫の濃淡でかかれているので、
ペットボトルの透明感を感じます。



来週は、乾いてかたくなったパテ絵の具に、絵の具でさらに着色をしてみましょう!

担当したのは、まちこ先生でした(記:まちこ先生)


2012年6月14日木曜日

6/14(木)の授業報告

今日の幼児クラスは振替の生徒さんも一緒に「クモの巣」を描きました。

画用紙の角と角をつないで×を描き、×の真ん中に縦線を描きます。その線を通るように線をカクカク描いていきました。うん、立派なクモの巣!
かっこいいクモや女の子グモ、ちょうちょ、か、テントウ虫、たくさんの昆虫が描けたね。絵の具を使って、クモの巣を彩って完成です!クモの巣の怖い雰囲気もよく出ているね。

少年クラスはまずは「帽子」づくりと「クモの巣」に分かれて制作です。
帽子はあともう少しというところだったので、画用紙が見えてるところにどんどん布を貼っていきました。前回粘土でつくっていた帽子の飾りを貼って完成です!ランダムに貼った布と粘土のモチーフがカラフルで、元気いっぱいの帽子が完成したね。
「クモの巣」を制作していた生徒さんは森の中を描いてくれました。木の青々とした感じと、色とりどりの虫たちとの色合いの対比が面白いね♪不思議の国に出てきそうな虫たちです。
後半「クモの巣」に入った生徒さんは次週絵の具で仕上げていきましょう。
みんなが身近で見ている昆虫たちが絵の中に表われて、いい制作になりました^^

担当したのはのぞみ先生でした。(記:のぞみ先生)

2012年6月12日火曜日

6/12(火)の授業報告

本日の授業は前半は「パテでモリモリ絵画」の着彩をやりました。先週作ってくれた猫の絵に絵の具で色を付けてもらったのですが、色が入って一気に完成度が上がったね!パテで作られたマチエールが良い雰囲気を醸し出しています。ペインティングナイフでの制作も新鮮でよかったね。楽しそうに制作してくれていたのが印象的です。

後半はデカルコマニーの蝶々のいる風景という課題を行いました。これは半分に追った蝶々型の画用紙の片面に絵の具を付けてもう片面に転写させる技法を使うのですが、絵の具の混ざり合った表情がとても綺麗につくれたね!!お父さん蝶々、お母さん蝶々、お姉さん蝶々など蝶々の家族を作ってくれましたよ。楽しそうにみんなで空を飛んでいます!
担当したのはひろこ先生でした。(記:ひろこ先生)

2012年6月9日土曜日

6/9(土)の授業報告

9日の土曜クラスは、みか先生に代わりひかる先生が担当しました。

早速、授業報告に入ります。
課題は
幼児クラス:「帽子制作」「合体動物・合体道具」


少年Aクラス:「帽子制作」








少年Bクラス:「紙ねんどで自由に工作」でした。




どんどん制作をしました。


幼児クラスは、帽子作りの生徒さんたちは布を切って貼っての作業を黙々とやってくれました。

ペラペラの布が切りにくくて苦戦していたけれど、みか先生が用意してくれていたフェルトを勧めてみると、切りやすくてみるみる作業が進みましたね。
また、帽子に飾りつける用に、紙ねんどに色をつけて製氷皿で色んな形を作った生徒さんも。




一人ひとり、布の切り方や配置の仕方、配色に個性が光ります。
帽子制作がひと足先に終わった生徒さんは合体動物・合体道具をやってもらいました。色んな動物や道具を合体させて新しい生き物や道具を考えてもらうという課題です。
なかなかアイデアが浮かばなくて考えていたけれど、頑張って描いてくれましたね。

少年Aクラスは、みんなで帽子制作の続きです。
3人での授業でしたが仲良しで、わいわい楽しく制作をしていました。
みんな、おしゃべりしながらもきちんと手を動かしていて、感心しちゃいました。
それぞれ、布を色んな形に切ったり、同じ形に切って並べて貼ったり、布の色や種類を吟味していたり、こだわりの強い作品になっていています。

少年Bクラスは、みんなで紙ねんどの工作をしました。まずは、何を作りたいのか、紙にクレヨンや鉛筆でイメージスケッチ。写真を撮り忘れてしまってお見せできないのが残念ですが、お花やちょうちょ、ヘビや飛行機などそれぞれ自分の好きなものや、かっこいいと思うものを作ってくれました。
みんな紙ねんどが好きで、楽しそうにコネコネしながら
どうしたら自分の描いたお花のかたちに近づけるかな?と考えたり
口を開けたヘビの頭がうまくできない!と格闘したり
どのくらい絵の具を混ぜれば自分の思った通りの色がでるのかな?と試行錯誤したり。
そんなプロセスを経てみんなの作品が出来上がっていくのを見ていると、完成作品もただ見るのとは違った印象になってきますね。

まだ作品が途中の生徒さんも、完成が楽しみですね!


担当したのは、ひかる先生。(記:ひかる先生)

6/9(土)『デッサンあ』放送!



本日6/9(土)『デッサンあ』放送されましたね!



モチーフ(描く対象)は『グランドピアノ』でした。
当日、描くその時まで、モチーフはナイショだったんですよ。





ゲストは、八代亜紀さん!でした。
八代亜紀さんは、熊本県八代市(やつしろ)のご出身。私、アキヒロ先生は、熊本県宇城市三角町(みすみ)の出身。
八代と三角は、近いんですよ~


ととと、脱線。





こちらが今回の「描く人」12人です。



この回には、こども美術教室 がじゅく:聖蹟桜ヶ丘スタジオに在籍の大竹祐太朗くんとアキヒロ先生が出演しました。



このように、モチーフであるグランドピアノを囲み描いていきました。

真っ白なスタジオの中央に、グランドピアノが置いてあるのを見た時には、ワクワクしましたね!



お、アキヒロ先生が、真剣な顔して描いていますね〜






こども美術教室 がじゅく:聖蹟桜ヶ丘スタジオに在籍の大竹祐太朗くんの作品。

グランドピアノの黒と紙の白、コントラストの高いメリハリのある作品に仕上がりました。


広々とした真っ白な空間に佇む様に存在する、グランドピアノ。

日常にはない面白いスチュエーションで描くことができて、良い経験となりました。


この放送を見逃してしまった方は、以下で再放送がありますので、良ければご高覧ください。

6月23日(金)7:00~ NHK教育テレビ(再放送)



(記:アキヒロ先生)


2012年6月8日金曜日

6/8(金)の授業報告

だんだんと蒸し暑い陽気になってきましたね。
関西では今日、梅雨に入ったようです。

そんな中、今日も小学生の生徒さんは元気いっぱいでした!

まずは3週間にわたってやってきた帽子の課題、最終仕上げをしました。
外側は先週で完成したのですが
内側が紙のままだったので、布をはっていきました。

かぶって頭に触れる部分は、柔らかい布の方が良いですよね。
見えないところもしっかりと作る、という気持ちも大事です。





ボンドを乾燥させたら、これで心地よくかぶれますね〜



さて、授業の後半は、「パテでモリモリ絵画」の課題に入りました。
水分を吸って硬化するパテに、水と絵の具を混ぜてペーストを作り、絵を描いていきます。

小学生の生徒さんはモチーフ(描く対象)を決めて、それを表現してみよう、ということで、
いくつか準備した物の中から、ペットボトルを描くことにしました!



まずは土台になる板に、クレヨンでペットボトルを下がきしました。

次に粉パテと絵の具、水を合わせて練って、パテ絵の具を作っていきます。
はじめはポロポロとうまくまざらなかったけれど
「ねるねるね〜るね♪」
と歌いながら混ぜていくと
次第にまとまってきました♪



プラスチック段ボールの板に、練り上がったパテを塗っていきます。

なかなかうまくのばせなかったけれど、コツをつかんでからは上手に塗れるようになってきました。



まずは一色目のパテを塗り終わりました。
来週はもっとたくさんの色を「ねるねるね〜るね」して、
ペットボトルの感じがうまく表現できるようにしていきましょう。



担当したのは、まちこ先生でした。(記:まちこ先生)


2012年6月7日木曜日

6/7(木)の授業報告

今日の幼児クラスは「パテでモリモリ絵画」です。
絵の具を混ぜたパテをプラダンに伸ばし、引っ掻いたり注射器でモリモリにしたりして、ツルツルやボコボコのマチエールを楽しみながら絵を描いていきました♪
コップの中にたくさんのジュースが入っている絵ですよ〜。暑い日にピッタリの作品だね。来週は上から絵の具を塗って、ボコボコを楽しみながら完成させようね。

少年クラスは「帽子」づくり、「骨をつくる」の続きとそれぞれ分かれて制作しました。
帽子の裏側は花びらのデザインです。表側には先週つくった魚たちを乗せて、夏を感じさせる作品ができあがったね。
骨の作品は尻尾がはみ出してしまいましたが、鋭い牙と爪が強調されて今にも動き出しそうな雰囲気です。実はこちらはアライグマの骨なんですよ。
後半は「三原色の色水」を行いました。
色の仕組みを考えながら、三色の色からたくさんの色をつくることができたね(^‐^*)お気に入りの色は作れたかな?


担当したのはのぞみ先生でした。(記:のぞみ先生)